高血圧と診断される40歳以上の方の約9割以上が「本態性高血圧」。
本態性高血圧は、明確に引き起こされる原因がわかっていない場合に分類され、疾患など、原因が特定できる「二次性高血圧」が否定された場合に診断されます。
また、血液検査をしても精密検査をしても原因を特定できないのが特徴ですが、危険因子は明らかになっています。
危険因子としては、両親から受け継いだ遺伝的因子とストレス、喫煙、肥満、食塩の過剰摂取など、生活習慣が起因した後天的な環境因子が複合的にからみあって進行します。
これらの組み合わせは人それぞれで、原因の特定は難しいようです。
しかし、本態性高血圧は、日々の運動習慣や食事習慣が大きく影響している場合が多く、食事が偏っている人は、食事の偏りを改善し、バランスの良い食生活を心掛けるなど、改善にはライフスタイルの見直しが大切です。
ちなみに本態性高血圧に特徴的な症状はありません。
強いて挙げるとすれば、肩こり、頭痛、倦怠感などの不定愁訴のような症状があらわれます。
その為、高血圧が進んでいても、はっきりと自覚症状があらわれにくく、なかなか早期発見が難しい病気。
「サイレントキラー」と呼ばれる程、体調に異変を感じた時には、すでに病気がある程度進行している場合が多いようです。
合併症も、心筋梗塞や脳卒中など重大な病気が多いのにも関わらず、会社の健康診断などで、初めて高血圧を知る方が多い程、非常に気付かれにくい病気です。
病気に気付く事がないまま生活を送ってしまう事がないよう、血圧測定などのチェックは定期的にしておきましょう。